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独自ドメインメールをOutlook.comでIMAPするときのThunderbirdの本当の設定方法

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Outlook & Thunderbird

私は個人用に独自ドメインを持っていて、家族のメールアドレスはそのドメインでアカウントを発行して使用してもらっています。そうすることで、個人個人がアドレスを持つことが出来るし、フリーメールで分かりにくいアドレスになってしまうこともないし、プロバイダの変更によってアドレスが変わってしまうこともないから、というのが理由です。

でもPOPって今どき不便ですよね。メールはもはや家のPCだけで受信するわけじゃないから。母にiPadをプレゼントした時に「おー、IMAPじゃないと不便だな」って思いました。Google Appsが無料のままだったら良かったんだけど、残念有料になっちゃったし…。

ということで、2013年の正月に、Outlook.com で独自ドメインを無料で運用することに。

Outlook.com での設定は問題なく、iPadでの動作は問題なかったから大丈夫だと思ってたんですが、これなんだか Thunderbird と相性が悪い。。ということが最近また出てきたので記事にすることにしました。

Thunderbird の送信サーバの設定

メールが送信できない

その時の設定で言うと、「画面上では送信ができたように見えるが、実際は相手先に届いていなかった」という悪夢のような状態。【送信済みトレイ】には送信した履歴としてあるのに、相手先に受信はされていなかった。(「迷惑メールになっている」ということもなく)

Outlook.com の SMTP 設定には何故か諸説あるのだが、結局正常に処理されたのは次の設定のみでした。

送信サーバの設定

下記はMicrosoftの公式情報。でも私の環境ではうまくいかなかった。
Microsoft公式:Outlook.com でメール アプリをセットアップする

送信済みトレイに2重に表示される

実際には1通しか送信されておらず、送信先にも1通しか届いていないにもかかわらず、【送信済みトレイ】に2通表示されてしまう。

通常メールを送信する際、メールは一旦【送信ボックス】に置かれて、送信が完了するとそれを【送信済みトレイ】に移動する。今回の現象は、メールクライアント(Thunderbird)がメールサーバへメールを送信完了した際に、【送信済みトレイ】へメールを移動して(1通目)、更にメールサーバがメール送信完了すると、【送信済みトレイ】へ移動する(2通目)。という動作に見えた。

ということで、Thunderbird 側で【送信済みトレイ】へのコピーをしないように設定した。

「送信控えと特別なフォルダ」設定

Well done! ということで一件落着。

特にSMTPサーバの設定は何通りも試してやっとたどり着いたので、うまくいかない方には是非試してもらえたらなと思います。

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