staff - blog post

「成果」を求めるWebサイト制作 -セミナーを振り返って

Posted by MAEDA on

seminar

こんにちは!マエダです。 
去る9月27日(土)に、ゴンウェブコンサルティングさま、運営堂さま、弊社グランフェアズの合同セミナー9/27開催 作ってからではもう遅い!制作会社がサイトを作る前にやるべきことが開催され、当日、私はスタッフとして参加させていただきました。

今回は、セミナーの中で特に印象に残ったところを中心に、当日の内容をご紹介したいと思います。

見積もりは哲学である。

第一部は、株式会社ゴンウェブコンサルティングさまによる
”ウェブコンサルティング会社が提案する 利益の出るウェブ制作ワークフロー”
見積もりとワークフローをテーマにお話いただきました。

「ウェブ制作会社が利益を伸ばすために必要なのは、スキルアップよりも見積もりを改善する方が効果的である」ということは、セミナーに先行して公開された「ブログ:見積もり哲学」でも語られていましたが、当日はその方法について、より詳しく事例やサンプル見積もりを交えてお話くださいました。

見積もりに哲学があれば、クライアントと業者はパートナーになれる

お話の中でもっとも印象に残ったのは、上記のブログタイトルでもあった「見積もり哲学」という言葉と、見積もりを作る上でベースとなる考え方
「お客さまの口座のお金を、自分たちの口座に移すのではなく、お客さまの富を増やし、増やしたものから貢献した分を分配してもらう」
でした。
そして、これを実現するためには、当然お客さまの「成果」にコミットしなければならない。とも。 こういった考えが「見積もりの哲学」の一端だと理解しました。

成果を出して初めて対価をいただくことができる。それって怖いことでもあるなと、はじめは思いました。
ただ、「成果」を旗頭にすれば、受注者―発注者の関係が、利益をとりあう対立関係ではなく、同じ方向を向くパートナーと言う関係になり得るともおっしゃっており、そういう関係性を築くことができれば、「成果」を出すことが怖いことではなくなってくるのでは、と感じました。

また、こういった関係を築くには、当然クライアントとの信頼関係がなければなりません。 そして、その信頼関係は、「成果」にコミットするという姿勢を見せることから生まれ、 その姿勢は、見積もりに哲学を持つことで、クライアントに伝わるのだというところに、感銘を受けました。

制作初段から「成果」見据えたサイトづくりを。

第二部は、弊社グランフェアズによる
”SEO・アクセス解析を組み込んだ、WordPressとEC-CUBEのハイブリッドサイト構築フロー”
今夏にリニューアルを担当したECサイトを題材として、「成果へ貢献するための計画と設計の方法」をテーマに、弊社CEO大和と、CTO藤田よりお話させていただきました。 その中からいくつか、ダイジェスト的に紹介します。

合意フェーズは作る前

まず最初に、わたしたちグランフェアズがお仕事に取り組む中で意識しているのは、制作物の「納品」にフォーカスを当てるのではなく、納品後の「成果」にフォーカスを当てているということ(なぜならお客さまの興味は「納品物」ではなく、それが生み出す「成果」だから)。
そしてそれを実現するためには、成果を生む運用まで含めた仕組みを、ワークフローの初期段階、Webサイトを作る前の「設計フェーズ」でお客さまと合意するということが肝である。をお話させていただきました。

よくよく考えれば当然こうなる。といった類のことかもしれませんが、なかなか実践できていないことの方が多いのではないでしょうか。(そもそも「設計」というステップ自体がなく、いきなりデザインしてしまうというケースもよく聞きますし・・・)

お客さまのオーダーをどう汲むのか

今回の事例案件は当初、単に「Google Analyticsのタグを入れたい」というだけのオーダーでしたが、最終的には、4000ページを超えるECサイトのリニューアルというお仕事になりました。

これは、お客さまの売上向上という「成果」に、どうやって貢献するかを考えた結果です。 お客さまの言ったことだけを鵜呑みにして「作業」として受けてしまう姿勢だと、こうはなりませんよね。
お客さまからのオーダーをどう「汲む」のか。つまり、そのオーダーは、どういったニーズが背景にあるのか、お客さまが本当に欲しているものは何かを、洞察したうえで提案することがとても大切だという話が印象的でした。

クライアントのこと、各プレイヤーのことを知ろう

今回ご紹介の案件のように、SEO、アクセス解析、システム組み込みなどなど、Webサイトにまつわるお仕事はどんどん複雑に、そしてそれに合わせてプレイヤーも多様化・高度化しています。そんな中、制作会社一社で全体をまかなうことが難しくなっていくのは当然。
(制作会社の「なんでもできます!」は怪しいと、クライアントも気付き始めている。そんな話も聞いたことがあります。)
なのであれば、まさに「餅は餅屋」で、集客、解析、制作などなど、さまざまなプレイヤーが集ってチームを組むのは当然の流れですよね。

クライアントやプレイヤー、多くの人が関われば、それぞれの想いがでてきます。それを「成果」に向かってバランスをとりながら着地するためには、それぞれとコミュニケーションを今以上にとって、もっと知る努力をしないといけない。 プロジェクトの全体を見渡す役割のディレクターとしては、この部分、肝に銘じなければとも強く感じました。

アクセス解析はWebサイトを作る前に!

第三部は、運営堂さまによる
”サイト設計から始まる、構築前に終わらせるアクセス解析”
先の弊社の話を受け、アクセス解析も、Webサイト制作の初段である設計段階から関わるべきとのお話をはじめ、アクセス解析に対する意識的なことから、具体的なツールの使い方を含め、バラエティに富んだお話をしていただきました。

アクセス解析の数字は設計段階から

個人的にもっとも印象に残ったのは、
「解析の意向をゴリ押しするとトラブルになるので、お客さまの事情とバランスをとることが大事」
ということを、アクセス解析担当の立場からお話いただけたということでした。

アクセス解析から導かれた施策は、「漏れなくやるべき」が理想だとは思いますが、お客さまの想いとぶつかって、実現できない項目もでてくると思います。そうなると、制作担当としては、せっかく施策を出してもらったのに実施できない後ろめたさを感じることもあったので…。

ただ、単にバランスをとるだけでなく、お客さまの意向を把握した上で、それに対する意見の裏付けを持つために、そのポイントに解析の数字を先回りして仕込むことは大事、とも。
そうなるとやはり、解析のプロにも初期の設計段階から入ってもらえるよう段取りしないといけないですね。

手練のやり口

お話以外で印象に残ったのは、森野さんのセミナー進行の巧みさでした。 全体的に、少し早めに進行していたこともあって、タイムキーパーの役割をしていた私から「10分ほど余分にありそうです」とお伝えすると、「問題ありません。任せてください!」との心強いお言葉。

その後は、参加者の皆さまはご存知の通り。 セミナー途中で聴衆に意見を募ったり、ライブデモを交えたり、持ちネタを次々繰り出し笑いをとったり・・・。聴いている側を飽きさせない進行は、まさに手練のそれでした。

事前にご本人にうかがったときは「セミナー登壇は毎回緊張する」とおっしゃっていましたが、あれは完全に嘘ですねw

わたしたちの仕事は、お客さまの「成果」に貢献しているか。

今回のセミナーを一貫していたテーマは、お客さまの「成果」に貢献する仕事をどうやって実現するか、ということだと思います。 これは、一朝一夕にできることではないと思います。理想論だと思われる方もいるかもしれません。
でも、これを実際に実現している人が目の前で話しているということの説得力たるや!実際に参加いただいた方々は、それを感じていただけたのではないかと思います。

たとえ今は目の前の仕事をこなす日々だったとしても、頭の中にその先にある「成果」を意識するかしないかで、理想に近づけるかどうか大きく変わるのではないか、と個人的には感じましたし、少しずつでも実践していきたいと思います。

Let's talk!
PageTop

Copyright © GRANFAIRS inc. All Rights Reserved.